メンデルの法則

メンデルの法則は

優性の法則、分離の法則、独立の法則

の3つからなります。
優性の法則:遺伝子には、表現型が現れ易い遺伝子(優性)と現れにくい遺伝子(劣性)があり、同時に存在した場合、優性の形質のみが表現型として現れる。
分離の法則:両親から受け継いだ2対の遺伝子は融合せずに、次の代に伝わる際には分離する。
独立の法則:異なる2つ以上の形質が対立する場合、特定の組み合わせを成さずに、独立して遺伝する。
いきものの形の違いは、遺伝子によって決まります。
他品種の交配によって産まれた雑種の第1代(こどもF1)には、優性形質だけがあらわれ、
劣性形質は潜在する「優性の法則」、雑種第2代(孫F2)には優性形質をあらわすものと、
劣性形質をあらわすものが分離してくる「分離の法則」 があります。
それぞれの形質が無関係に遺伝する「独立の法則」という3つの法則があります。

優性形質のメダカと劣性形質のメダカを交配させると、
子(F1)では全て優性形質が現れますが、
産まれてきた子(F1)には、親からそれぞれ半分づつの遺伝子が受け継がれています。
この半分づつ次の代に受け継ぐ、というのが遺伝の特徴です。
子(F1)は劣性の形質も半分持っていますので、子(F1)同士を交配させると、
孫(F2)ではそれぞれ半分づつの遺伝子が組み合わせごとに受け継がれます。
その結果として、孫(F2)で優性と劣性が3:1の割合で現れてきます。
これをメンデルの法則で“分離の法則”といいます。

たいへん特徴のあるメダカが1匹しかいなくても
代を重ねれば固定できる可能性があるということです。
最初から特徴のある親がオス・メスいれば
子どもはその特徴を受け継ぎます。

しかしどんな遺伝子が混ざっているかは
見た目ではわかりません。

改良メダカの値段の高いわけは
「ちすじ」の保証ということです。
オークションなどでは隠れている遺伝子はわかりません。
純血の親から代々「ちすじ」を 厳重管理することが
メダカのプロであり
良い子孫を得る道ですね>°)))彡>°)))彡

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