メダカの飼育方法(初めての方)
<室内は水槽、ベランダや軒先はスイレン鉢や発泡スチロールの箱>
メダカに一番必要なのは良い水と適度な日差しです。
広めの容器に余裕を持って入れ屋内なら南の日の当たる場所に置きます。エアレーションは不要。
1リットルの水にメダカ1匹、ホテイアオイなどの水草があれば、さらに酸欠防止になります。
ブロッコリーなどの入っていた発泡スチロールの箱なら30匹程度飼えます。
<水換えは毎日でも>
基本日光に半日程度当てた汲み置き水を使用します。時間手間がかけられない時は塩素中和剤を使用。
屋内ならコップ2杯ほど捨てて新しい水を継ぎ足し、屋外ならオーバーフロー。
水道水をそのまま使っても昔ほど塩素は投入されてないので
汲み置きが面倒で水を入れ換えないよりは、毎日少し水道水を入れたほうがマシです。
<急な水質変化・温度変化に注意>
水温は0℃から30℃ぐらいまで平気ですが、
急激な水温の変化があるとショックで死んでしまうことがあります。
水換え・水の継ぎ足しなどをする場合や新しい水槽にメダカを入れる場合は、
メダカが水換えに気が付かない程度のノンビリさで、時間をかけて行って下さい。
<エサのやり過ぎは厳禁>
メダカを死なせてしまう原因の第一位は、「エサのやり過ぎによる水質悪化」です。
10日ほどエサをやらなくても餓死することはありませんが、水が腐れば一日でアウトです。
エサは一日一回以下、あっという間に食べきってしまう程度の少量で充分です。
ただし産卵期は1日2回でもいいですが、食べ残しがあるようでは多すぎです。
<卵・稚魚を見つけたら>
親と一緒にしておくとすぐに食べられてしまいます。
子供をそだてたい場合は、別の水槽へ移してあげましょう。水槽は大きい物のほうが成績が良かったです。
卵は水道水でも大丈夫ですが、稚魚用の水は親水槽から取って使います。
ふ化して4日はエサは不要、
プランクトンや藻を食べていれば栄養は十分です。
その後は親用のエサを細かくすりつぶした粉をごく少量与えます(やり過ぎ厳禁)。
2センチ程度にまで育てば、親の水槽へ帰しても大丈夫、食べられずにすみます。
<放流しないで下さい>
メダカといっても地域ごとに少しずつ違います。
また、ヒメダカは改良品種で、野生のメダカとは違います。
飼えなくなったら引き取り手を探すなどして下さい。
飼育したメダカを池や川などに放流することはやめましょう。
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